2017年11月

今年は秋晴れの日が少なかったような気がする。
鮮やかな夕焼けを久しく見ていない。
この日も空ぶった。せっかくの晴天だったのに華やかさがない。
富士山が見えたので、宇都宮線のタンク車と。
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このタンク車、緑の長い貨物列車として、いつもこの時刻に下っていく。
北斗星が走っていたころは、まるでその露払いのように現れ、通り過ぎて行った。
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1枚目は11月、2枚目は2月、同じ時刻、同じ晴天でも明るさが全く違う。
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国立科学博物館から東に向かう通りの跨線橋からは、上野駅常磐線ホームが間近に見える。
上野に来たついでに電車の写真を撮っておこうと、ここに来た。
前照灯を点けてさっきからホームに止まっている電車は、特急の感じがする。
それを撮ろうと、しばらく待ったがなかなか動かない。
諦めて歩き出すと、常磐線の普通電車が来た。
日頃なじみがないので、タイミングが合えば常磐線の電車を撮ろうと思っていた。
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ここで粘るつもりはなかったので、帰ろうとしたら、先ほどの電車が動き出した。
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しまいかけたカメラを取り出し、何とか最後尾が撮れた。
この時は常磐線の電車だと思い込んでいたが、検索するともしかしてスーパービュー踊り子?回送?
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会場の一番奥にDE10が並んでいた。
DE10の走行風景を見たことがあっただろうか。
DD51ならば2年ほど前に宇都宮線をイベント列車として運転されたのを見たが。
今年の春、烏山線キハ40が姿を消し、DE10も宇都宮運転所を去ってしまった。
ますますDE10は遠い存在になってしまった。
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そのDE10が、尾久で現に活躍しているとは思ってもみなかった。
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2017ふれあい鉄道フェスティバルについては、何回かに分けて長々と掲載してきたが、これで最後になる。
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その最後に
尾久車両センターの風景を。
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こちらは、反対側のさわやか橋から見た日常の風景。
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烏山線では最もポピュラーな俯瞰撮影地へ。
はじめは鉄橋を渡るところを撮ろうと思った。
河原に降りて確かめると、電車が通る時せっかくの紅葉の大部分がその陰に隠れて、橋の下から見える対岸は常緑樹ばかりになりかねない。
季節感のない写真になりそうなので、秋を表現できそうなこの俯瞰場所に来た。
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キハが去って、もう訪れる人もいなくなってしまったようで、足元は枯れ草がはびこっていた。
種がつくのを避けようと気にすると、一つだけ踏み分けられた跡があった。
そこからの1枚。
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キハ40が去って、元の静かな烏山線になっていた。
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電車を待つ間、枯葉が絶え間なく舞い落ちる。
全ての枯葉が落ちた後、枝の間を透かして見えるのは冬空になる。
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誰もいないと思っていたら、電車が通り過ぎた後、カメラを持った人がどこかから出てきた。
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アキュムが静かに通過していく。
残るのは静寂だ。
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